■はじめに…
　私が初めてモデルガンに興味を持ったのは小学生の頃である。
　当時、漫画家・望月三紀也氏の作品『秘密探偵ＪＡ』や『ワイルド７』には銃がリアルに描写 されており、小説ではイアン・フレミングの007シリーズを読みふけっていた頃が、ちょうどモデルガン・ブームであったのだと記憶している。
　当時のモデルガンはまだ金属製であったが、小学生にとってはあまりにも高価なオモチャであった。それでもルガーP-08や、モーゼルM712、ワルサーPPKなど数丁のモデルガンを持っていた（どこへ行ってしまったのだろう？）。
　その後大学生になり、社会人になって、モデルガンの世界とは遠ざかってしまっていたが、私が所属しているロータリークラブの例会でウィンチェスター社のライフルのモデルガンをを手にして悪い虫が目覚めてしまった。そこへ清水フィルの演奏会でシュトラウスのポルカ『狩にて』でモデルガンが必要となって（と自分に言い聞かせて）しまったから大変な事になった。モデルガンに関する情報をネットで色々調べているうちに、『パーカッション』という言葉が眼に飛び込んで来たのである。
　タイコ叩きとしては、当然この言葉に反応した結果…　だんだん深みに嵌まってしまったのである。
　このページでは、そんな風に目覚めた集め始めた銃について紹介をしていきたい。
　銃を使った犯罪が数多く発生する昨今、銃の存在そのものを問題視する方もいるかもしれないが、しょせんはオモチャの銃である。どうかご容赦頂きたい。