2006年6月15日〜19日まで、彫刻家・田辺光彰さんの彫刻作品「爬虫類・MOMI-2006
( 野生稲自生地保全)
」設置のためにオーストラリア、クイーンズランド州、ケアンズ近郊の町マリーバに出かけました。
17日の彫刻除幕式典が無事終了した翌18日に時間が取れたので、ケアンズから南へ90キロ程の町イニスフェイルにある『パロネラパーク』を訪れました。
木々と苔に覆われた施設で、噴水だけが生きているのが不思議な光景
このパロネラパークは、スペイン移民のホセ・パロネラ氏が建設して1935年から一般 に公開された施設ですが、その後水害や火災などの被害に遭い、熱帯の植物に覆われた廃虚の様な状態になってしまっています。現在ではマーク・エヴァンス氏がオーナーとなって、自然に埋もれたままの状態での再建を行い、1997年には国定公園に指定されています。
また、宮崎駿監督のアニメ『天空の城ラピュタ』のモデルになったとも言われており、近年では日本人観光客からも人気の観光地になっています。
しかし、私は知らなかったのですが、2006年3月20日にパロネラパークがあるイニスフェイルを最大瞬間風速290キロという大きな台風(サイクロン)が襲い、バナナやサトウキビの農園、民家が大きな被害を受けたそうです。パロネラパークでも倒れた木によって建物が壊れるという被害があり、観光ツアーも中止となっていたそうです。
園内では倒れた木々が目立つ
私がこのパロネラパークの事を知ったのは、オケ仲間のブログでケアンズの旅行記を読んだのが切っ掛けなのですが、台風被害の情報などまるで知らないで「せっかくケアンズに行くのだから時間があったら訪れて見たい」と思っていたのですが、今回の旅行では現地に行って見ないと彫刻設置に関する仕事の進み具合がどうだか解らないという状態でしたので、現地に到着してから何とか18日は同行の方々と別 行動が可能だという判断で、早朝の気球ツアーと併せて急遽申し込みを行いました。
昼過ぎにホテルにトヨタのエスティマを運転して迎えに来てくれたガイドのピーターさんから「今日のツアーはお二人だけです」と言われ、流暢な日本語で丁寧に説明をしてくれるピーターさんとの会話を楽しみながら、とても楽しい時間を過ごす事が出来ました。
このパロネラパークは、建築に関しては素人同然のホセ・パロネラ氏が手作りの様にして作った建物ですし、カンボジアのアンコールワットや、タイのアユタヤのような文化的に意味のある遺跡では無いと思いますが、規模こそ小さいものの木々に侵食された建物の姿は充分に幻想的でした。
パロネラパークのツアーには、夜暗くなってからライトアップされたお城の情景を見たり、青白く光る土ボタルを見たりするツアーもあるそうですし、アボリジニのショーと夕食がセットになったツアーもあるそうです。
ショーはともかく、夜の風景もぜひ見てみたいものです。
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このサイトに掲載した写 真は私が撮影したものですので、台風被害の影響で木々が倒れたりしている状態のものです。
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