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January 2005, No.6
 今月は、本当にあっっという間に過ぎてしまいました。
 12月27日から1週間は、Gippslandという、本当に田舎の所へホストファミリーとその友達などで行ってきました。
 ホストファザーがそこに、別荘を持っていて、その別荘に泊まったのですが、夜には本当に沢山の星(南十字星も!!)が見えたし、普通 に庭の木にコアラがいたり、カンガルーがきたり、うさぎやきつねやこうもりなども沢山いて、すごくオーストラリアの自然に触れることができました。

 別荘のすぐ前には、イルカの群れが時々やってくるほどの大きな湖があって、私はそこで、ホストシスターやブラザーたちから、水上スキーを教わったりして、遊びました。思った通 り、水上スキーはすごく難しかったけど、みんなと仲良くなれたし、楽しかったです。
 年末・年明けもそこで過ごしたのですが、日本と違い、こっちでは年明けよりもクリスマスの方を、大きな行事とし、31日もそこまで特別 なことはしなかったので、全然新年を迎えた感じはありませんでした。

 1月3日の夜にメルボルンに帰ってきて、その次の日には、なんと家族がやって来ました。約5ヶ月ぶりの再会は、思った以上に嬉しくて、やっぱり家族っていいものだなって実感しました。家族と過ごした1週間は、それはそれはあっという間でした。
 私のカウンセラーであるピーターが、私と一緒に、家族が来る前に、家族が滞在する1週間のプランを念入りに練ってくれたおかげで、毎日毎日、1秒も時間を無駄 にすることなく家族と過ごせました。
 メルボルンでは、動物園に行ったり、買い物や観光、オーストラリアの歴史が分かるテーマパークにも行きました。また、8日から10日にかけては私もまだ行ったことがなかったシドニーにも行きました。シドニーは、メルボルンよりももっと都会的で、日本人の観光者を多く見かけました。久しぶりにみんなで、回転寿司に行ったり、オペラハウスやハーバーブリッジを見たりして、すごくいい時間を過ごせました。
 私の、この家族旅行の中での、一番のお気に入りは、Phillip Island 見たペンギンです。ペンギンたちの保護のため、写 真を撮ってはいけないということさえ、残念だったものの、私は一生あのペンギンたちがよちよちと歩く可愛い姿を、忘れることはないと思いました。すっごく可愛かったです。
 また、今回、家族が訪れるにあたって、沢山のオーストラリアのロータリアンが私たち家族をサポートしてくれたというのは、本当にありがたいことでした。食事へ連れて行ってくれたり、食事へ招いてくれたり、また、観光へ連れて行ってくれたりと、本当に沢山の人に支えられて、いい時を過ごすことが出来ました。家族から、「本当にいい人たちに恵まれて幸せだね。」と言われて、私は、本当にオーストラリアへ来て良かったなあと思いました。
 家族が帰ってからは、ホームシックにならないか少し心配だったのですが、友達とオーストラリアンオープン(テニス)を見に行ったり、サタデーナイトフィーバー(ミュージカル)を見たり、日本人が経営している美容院に行ったり、ロータリアンの家に泊まりに行ったりなどして、夏休みの後半もかなり充実していて、そんな心配は何もありませんでした。
 でも、そろそろ夏休みにも飽きてきたのが事実です。今は、早くまた学校に行きたくてうずうずしています。

Rieko Fukazawa(深澤利依子)


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