大正11年(1922) | | 高知県須崎市生まれ。 |
小学校時代 | | 6歳から書道を習い始める。また牧野富太郎を信奉する理科担当の上村登先生と出会い、植物採集に興味を持つ。 |
中学校時代 | | 植物の採集分類に熱中、植物学者を志す。 |
| | 大阪歯科医専(大阪歯科大学)へ進学。 卒業と同時に軍隊へ応召。終戦で帰郷。広島で被爆する。 |
昭和22年(1947) | | 歯科医師になる。現在まで現役の歯科医師。 各地に転勤後、清水市桜ケ丘病院に勤務。その後開業して、現在静岡市清水区に在住。 |
平成元年(1989) | | 宇田川榕庵著『菩多尼訶経』を書写
して、全国の大学・生物学教室へ寄贈する。奈良国立博物館で国宝「紫紙金字金光明最勝王経」を見学・観察する。金泥書研究の始まりとなる。
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平成4年(1992) | | 故郷の高知県吾川郡伊野町の「いの町
紙の博物館」で個展「紙と古典と金泥書」を開催。 |
平成8年(1996) | | 「いの町
紙の博物館」で2回目の個展を開催。 |
平成12年(2000) | | 日本紙アカデミーに論文「天平写
経に学ぶ」を発表する。 |
平成14年(2002) | | 静岡県立美術館県民ギャラリーで「金泥書によみがえる奈良・平安の文化展」を開催。福井県今立町の卯立の工芸館で「源氏物語と書」展を開催。 |
平成15年(2003) | | 東京大学弥生講堂で講演「天平金泥経典の紙質について」を行う。清水中央図書館で「金泥書によみがえる奈良・平安の文化展」を開催。小松茂美氏・朧谷寿氏・大川昭典氏による講演会も開催。 |
平成16年(2004) | | 清水中央図書館で第2回金泥書展を開催。赤尾栄慶氏・増田勝彦氏・大川昭典氏を交えて「古代の紙と金泥書法」の講演・座談会も行う。 藤枝市の志太郡衙資料館で講演会「よみがえる天平文化〜古代の紙と書〜」を行う。 11月に金泥書法を永く後世に伝える目的で、NPO法人
金泥書フォーラムが設立される。 |
平成17年(2005) | | 藤枝市郷土博物館で第20回特別
展「金泥書によみがえる奈良・平安の文化」を開催。 |